醤油の原材料って何なの?必要な原料は3つです!

身近にある醤油の原材料が知りたい方へ

醤油がどんな原材料で出来ているか解説します。

醤油の原材料は主に3つ

大豆

大豆は「畑の肉」と呼ばれるほどタンパク質が豊富です。

このたんぱく質が旨味となり、旨味成分が多い醤油ほど等級が高くなります。

日本農林規格(JAS法)では、「醤油は『大豆』を原料にすること」と定められているのでラベルの「名称」に醤油と表記された製品にはかならず大豆が使用されています。

ちなみに醤油に使う大豆の種類は、約8割が脱脂加工大豆です。

醤油に使う脱脂加工大豆って一体何なの?
「醤油に使う丸大豆と脱脂加工大豆ってどう違うの?」そんな疑問にお答えします。違いを知れば醤油選びの際に役立つ知識となりますよ。

小麦

大豆と並んで醤油の大事な原材料の一つである小麦。

主なたんぱく質は大豆ですが、小麦にもたんぱく質があり、うま味成分のグルタミン酸を多く含んでいます。

醤油の甘味や香りはこのブドウ糖から生まれるので、小麦の成分が醤油の香ばしさに貢献しています。

忘れてはならないのが塩です。

塩を使うことで雑菌から守りながら醸造することができます。

ちなみに原料は国産?外国産?

原材料の多くは海外から輸入されます。

国産丸大豆を使った醤油は2.4%。

さらに国産の有機醤油となればごく僅かです。

また、小麦の国産消費量を見ると国産は約15%と低く、醤油に使われるものはさらに低いだろうと推察されます。

塩も国産は量が限られ、コストも高いため、オーストラリアやメキシコ産などの輸入塩が多く使われています。

醤油の原材料って何なの?必要な原料は3つです!まとめ

醤油に必要な原料は

  • 大豆
  • 小麦

ですね。

この3つを組み合わせる事によって、あの何にでも合う調味料が誕生します。