上記を企業理念とし、毎日物づくりに正面から取り組んでいます。2004年ISO9001-2000を取得し、安全で安心な商品を作りつづけます。「お客様本位」「品質本位」「地域貢献」の企業文化を保持して、生活価値の提案により、お客様の信頼を強固なものにします。勇気と情熱をもった社員が、次なる時代に対応できるよう人材教育に精一杯投資していきます。
当社は、明治39年に初代当主の川中力三(かわなかりきそう)が、広島県安佐郡伴村(現在:広島市安佐南区)で創業して以来110余年にわたり真面目に醤油造りに邁進してまいりました。
私たちは、“お客様に醤油造りを通して健康な生活を送っていただく”という創業者の精神を引き継ぎ、醤油という日本を代表する調味料の製造に携わっていることに自身と誇り、責任もをっています。
当社は、瀬戸内海と中国山地に囲まれ、海の幸、山の幸、瀬戸内の温暖な気候と山地が生み出したおいしい水が豊富な場所にあります。この恵まれた環境で、素材にこだわり、豊かな恵みに感謝しながら日々、醤油造りを行っています。
また、製造においては徹底した品質管理を行っています。お客様の口に入るものだからこそ、安心安全な商品を提供し続けなければなりません。その中で誕生した“芳醇天然かけ醤油”は、1985年に先代社長 川中敬三(かわなかけいそう)が、どんな大手にも真似のできない“本当においしい醤油”を造りたいという想いでできた商品です。早朝より自社で鰹節と昆布からだしをとり、その一番だしのみを本醸造濃口醤油に合わせるという手法は、発売当初より一切変えておりません。
今では、「この醤油を使い始めたらほかの醤油は使用できない」と言っていただき、とても多くのお客様にご愛用頂いている看板商品となりました。
更には、近年情報が溢れ、食生活も変化し、お客さまのニーズは多様化しています。伝統の醤油造りの技術を継承しながらも、その時代のニーズに耳を傾け、常に想像力を働かせ、新たな技術を見出し、川中醤油でしかできない商品を生み出してまいります。
醤油は決してメインにはなりません。ですが、素材を生かし何倍にも料理の美味しさを引き上げることができます。川中醤油は、お客様に喜んでいただくために最大の引き立て役となるために努力し続けます食卓をより豊かに楽しくする。そんなものづくりを今後も追求してまいります。