醤油の賞味期限ってあるの?

「醤油の賞味期限っていつまでだろう?使いきれなかった醤油を使えるものなら使いたいけど…」

こんな疑問に答えます。

この記事の内容

・開栓後いつまでに使えばいいか分かる
・新鮮な醤油と劣化した醤油の見分け方
・めんつゆになると開栓してからがさらに短い

開栓後いつまでに使えばいいか分かる

結論から言うと、醤油は開封前と開封後で賞味期限が変わります。開封前であれば商品のラベルに印字してある数字がそれにあたります。
開封後は一般的な濃口醤油であれば1ヶ月で使い切りましょう。

新鮮な醤油と劣化した醤油の見分け方

ではなぜ開封してから1ヶ月で使いきる必要があるのか。それは1ヶ月経てば、輝き透明感のある赤色がだんだんとくすんだ茶色に変わり次第に黒色になります。そうなってしまうと香りが劣化し、味も苦味とえぐみが強く美味しくないです。

めんつゆになると開栓してからがさらに短い

弊社のめんつゆストレートは開封前であれば1年半の賞味期限です。しかし開栓してからは3日で使い切ってほしいです。多分読まれている方は「短かっ!」って思った方もいらっしゃるとは思います。

なぜここまで短いのか、それはつゆに含まれる塩分濃度が関係しています。醤油は塩分のおかげで腐りはしないものの「酸化」していきます。
通常の濃口醤油であれば100mlあたりの塩分濃度は16%程度。それに比べめんつゆは3%程度。比べたら全然濃度が違いますよね。だからメーカーとしては開けてからは早く使ってほしいんです。

醤油の賞味期限を知っておいしく使いましょう

私も醤油屋の通販担当として10年勤めていますが、思いのほかそういった問い合わせが多いです。醤油屋としてはやはり美味しい状態で使ってほしいです。会社としては開封後1ヶ月過ぎたものは製品として味の保証はできませんので、今後醤油を買う際には覚えておいて頂けると幸いです。

醤油を買う際は家族の人数、1回の料理で使う量などを考慮した上で購入されるのをおすすめします。

それではまた!